「コーヒーだといいね」−商品が選べない飲料自販機、秋田で人気に
(2011年03月08日)
秋田たばこ販売協同組合(秋田市保戸野中町)前に設置されているユニークな
清涼飲料水の自販機が現在、隠れた人気を集めている。
自販機は、缶コーヒーやジュースを販売する一般的なものだが、商品のうち4本分
は10種類の商品がランダムに装てんされているため、買うまで種類がわからない
「カプセル玩具」のような仕組み。
ディスプレーされる見本缶には、「コーヒーだといいね」「コーヒーかもしれぬ…」
「大人用コーヒーかも?」など曖昧な商品内容が記載されている。
「自販機の売り上げを伸ばそう」と5年ほど前、同組合の高橋真樹子さんが商品内容
を隠した「シークレットドリンク」として考案したところ、「若い人の考えは面白い」
(同組合・原田敬蔵理事長)と採用された。自販機の商品は全て100円だが、現在では
「シークレットドリンクの売り上げが一番多い」という。
「スーツ姿の会社員風の男性が買うのをよく目にする」と高橋さん。「季節に合わせた
シークレットメニューも考えている。今後も不定期に商品を入れ替える予定」と話す。
http://akita.keizai.biz/headline/1134...
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