「ラーメンの鬼」佐野実氏が死去 63歳
「ラーメンの鬼」の異名で知られる佐野実(さの・みのる)さんが2014年4月11日、
多臓器不全のため川崎市内の病院で亡くなった。63歳だった。
人気ラーメン店「支那そばや」の創業者として知られ、メディアへの露出も多かった。
今年2月中旬より体調を崩し療養していたという。
http://www.j-cast.com/2014/04/11201939.htm... 病室ですすった最後のラーメン 亡くなった佐野実さん
11日亡くなった佐野実さんは、闘病生活中もラーメンにこだわり続けた。
妻のしおりさんによると、実さんはこの数年間、糖尿病と闘っていた。
40度を超す発熱で2月に入院し、治療を続けていた。
「ラーメンが食べたいなあ」。2カ月に及ぶ入院中も「ラーメン」のことを考え続けた。
「店を開きたい」と、考えたメニューを震える字で書き留め、しおりさんに清書を頼んだ。
63歳の誕生日を迎えた今月4日。佐野さんの強い希望で、病室に「支那そばや」の
醬油(しょうゆ)ラーメンを内緒で持ち込んだ。しおりさんは体調を気遣い、スープを薄めていた。
実さんは「まずいよ、うすいよ」と言いながら、麺を10本ほどすすった。
それが「鬼」と呼ばれた職人が口にした最後のラーメンになった。
しおりさんは「ラーメンしか趣味のない人。最後までこだわっていた」と話した。
http://www.asahi.com/articles/ASG4C63F5G4CUCVL01D.h...
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