大勝軒山岸: 「長時間煮込んで、スープがほぼ出来上がったところで
バーーーツと『味の素』をでっかい鍋に振り入れるんだ。スープの味を見て、
量は感覚で調整する。『味の素』の缶を両手に持って入れてたから
『二刀流』なんて言われたりしてたね」
ちばき屋千葉:「色んな素材から、精魂込めてだしを取る。
しょうゆ、塩、砂糖で味付けして、それだけで十分『うまいっ!』と思えたスープに、
最後に『味の素』を入れるのさぁ。適量入れると、びっくりするような深い味わいになる。その分量の見極めが『職人の腕』だね(笑)」
くじら軒田村:『ハイミー』と『味の素』を50:50の割合で穴の空いた缶に入れ、
丼にパッパッバッと3振り入れてます。入れるのと入れないのとじゃ、
味が全然違うんだよね。塩かどが取れてまろやかになる。
お客さんに『入れないでくれ』って言われれば抜くけど、
『入れたほうが美味しいのになあ』って内心思ってます(笑)」
なんつッ亭古谷:『味の素』は大体スプーン1杯、丼に直接入れてますよ。
お客さんの顔を見ながら、さじ加減を微妙に調整したりね。
女性はスープを飲まない方も多いんで、
ラーメンの味を印象付けるために少し多めに入れたりもします。
とんこつに限って言えば、『味の素』を入れたほうが格段にうまくなる。
スープのゴツゴツ感を丸くしてくれるんですよ」
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